2014年7月14日月曜日

24年ぶり!ドイツの優勝でW杯終了!

いや、まさに決勝に相応しい好ゲームでした。

延長戦まで行った1-0ですが、ダラケルことなくスリリングな展開で試合が運びましたね。

図式としては、攻めるドイツに守るアルゼンチンでしたが、アルゼンチンもただ守っていたわけではなく、カウンターでゴール前を脅かしていましたし、ひょっとすると決定機はアルゼンチンのほうが多かったのではないでしょうか。

恐らくキーパーがノイヤーでなければ、2~3点は取れていたのではないかと思います。

このゲームは、これでも十分に楽しめる試合だったのですが、ここにもしレアル・マドリーの2人、ドイツにケディラ、アルゼンチンにディマリアがいたら、一体どんな試合になっていたのでしょうね

記録づくしのドイツ

これでドイツのワールドカップ制覇は1990年イタリア大会以来24年ぶり通算4度目となり、優勝回数もかつて王国だったブラジルの5回に次ぐ、2位タイとなりイタリアに並びました。

これで、ドイツは世界一のサッカー大国といっても過言ではありませんね。
そもそも4大会連続でベスト4ですし、過去を振り返ってみても、18回の出場中14回はベスト4に入っているのです。

これをブラジルで見て見ると、20回出場中ベスト4が11回となっていますし、ドイツは今大会でワールドカップ通算の最多得点も記録しています。

しかも、クローゼが、これまでブラジルのロナウドが持っていた通算得点15ゴールを上回る通算16ゴールという記録を作りましたし、W杯準決勝での最大得点差をつけた国でもあります。

しかし南米の戦いで「決勝戦」「3位決定戦」でヨーロッパ勢が勝ったことは大きいですね。
もう個人技だけで勝ち続けることは難しく、個人技プラス組織・戦術がしっかりしているところが勝つというサッカーとなってきましたね。

ベスト4を振り返って

今回のベスト4は、ブラジル以外は実力が拮抗しており、できればドイツ対オランダも見てみたいですね。
というか、やはりベスト4にはブラジルではなく、コロンビアが上がってくるべきでした。

どうも決勝トーナメントのブラジルは勝手に自滅し焦ってしまううえ、ファールが多くて試合自体が面白くありません。
チームでの連動もないうえ、ボールを追い越す動きもなく、今の世界のサッカーから数歩遅れているような気がします。

まだまだチームが若いので、2015年のコパ・アメリカまでに立て直すことは難しそうですが、次のワールドカップまでには、復権してほしいものです。

2014年7月10日木曜日

早くも予想全敗。

アルゼンチン対オランダの試合は、思った以上に慎重な戦いでしたね。

流石に昨日のブラジル対ドイツを見た後では、攻撃的なサッカーをすることは躊躇われてしまいますよね。
といっても、とても面白い試合内容で、中盤でのせめぎ合いは緊張感がありました。

シュート数やフリーキック、ボール支配率においても一方的な違いもなく、双方のチームがFWとDFの間をコンパクトにしていたので、なかなかバイタルエリア内での戦いとはならず、非常に見応えがありました。

まぁ、ゴールシーンやキーパーの好セーブを期待している人からすると、物足りない試合だったのかも知れませんが、一つのミスが大きな敗戦に繋がるという強豪国ならではの戦いでした。

予想はすべて当たることなく・・・

ご存知のようにこの試合は、PK戦の末、アルゼンチンが決勝戦へと進むことになりました。
この結果、僕の予想は全て外れ、優勝ブラジルは既になくなっていますし、決勝カードの予想は、3位決定戦のカードとなってしまいました。

3戦全敗・・・
まさかここまで見事に外すとは思ってもいませんでした・・・。

アルゼンチンとオランダ戦に思うこと

このアルゼンチンとオランダの試合を見て思ったのですが、やはりブラジルでネイマールとチアゴシウバの抜けた穴は大きかったなと・・・
というのも、アルゼンチンとオランダの試合では、オランダはメッシに対してデヨングをマンマークにつけ、危険なポイントを機能できないように封じ込めにきていました。

これを考えると、ブラジルにネイマールがいた場合、マンマークにならないにせよ、数人が囲むというようなフォーメーションになるかとは思います。
そうなると守備の負担が増えますし、あそこまでの大味な試合とはならなかったでしょう。
(といっても、2-0、3-1でドイツが勝つというような結果になったと思いますが・・・)

それにキャプテンであるチアゴ・シウバがいなくなるのはかなりの痛手ですし、さすがに急造のCBコンビでは意思の疎通がきちんと出来ていなかったように思います。

ドイツとアルゼンチンの決勝

決勝で戦うドイツとアルゼンチンなのですが、調べてみると過去のワールドカップでも1986年と1990年、2大会連続で決勝を戦ったことがあり、その時は1986年はアルゼンチンが、1990年は西ドイツが優勝しています。

また、過去ワールドカップでは6度の対戦があり、対戦成績はドイツが3勝1敗2分と大きくリードしています。

さて、今回の決勝はどのような結末が待っているのでしょうね。
ドイツが勝てば4度目の優勝となり、イタリアと並び国別優勝回数2位となりますし、アルゼンチンが勝てば3度目となり、現在3位であるドイツに並びます。

これは、ともに勝ちたいでしょうね。
というのも、南米、欧州と分けて見た場合、南米ではブラジルの5回優勝の次は、ウルグアイとアルゼンチンが2回の優勝で並んでいます。
アルゼンチンとしては、ブラジルの次の国として単独で南米2位という地位は欲しいでしょうし、ドイツだって4大会連続でベスト4に進んでいる強さを持っていながらも、現在では優勝4回のイタリアに次いで欧州2位の位置ですし、ここで勝って同率首位に並びたいはずです。

これは、実に面白い決勝となりそうですね。

泣きの決勝予想

ブラジル優勝を外したにも関わらず、ここでまたイケシャーシャーとワールドカップ優勝を予想してみたいと思います。

まず、準決勝の内容を鵜呑みにすることはできませんが、やはりドイツの完成度が恐ろしく高いと思います。

タレントも揃っているわりに誰かが突出して目立っているわけでもなく、前回大会のスペインじゃありませんが、ほぼバイエルン状態のドイツは、チームとしてのまとまりがありすぎです。

しかも、どこからでも、どんな形からでも点が取れるというのが、強みとなっていると思います。

アルゼンチンはメッシ頼み、オランダはロッペン頼み、ブラジルはネイマール頼み。
でも、ドイツは、ミュラー頼みのわけでもなく、クローゼ頼みというわけでもなく、これまで8人が得点を決めているのです。
この数字は異常です。
ブラジル戦をノーカウントとしても、トニ・クロースとサミ・ケディラが抜けるだけで、6人が決めていることになるのです。

決勝トーナメントをすべて無失点で勝ち抜いてきた堅守のアルゼンチンと、どこからでも点がとれるドイツ。
この戦いことこそが、最強の盾と最強の矛の戦いとなりそうですね。

2014年7月9日水曜日

あまりに衝撃的なゲーム・・・

今朝方の試合、ご存知のようにブラジルが歴史的な大敗を喫し、決勝にはドイツが進むことになりました。

これによって、僕のワールドカップ予想の優勝国である「ブラジル」が外れるとともに、決勝進出チームも外してしまし、2戦2敗です・・・・。

試合は最初の10分だけで・・・

ブラジル対ドイツの試合
今大会でも最も楽しめる好カードとなるべき試合でした。

いかに手負いのブラジルとはいえ、ドイツとともに「これぞサッカー」という試合をしてくれるものだとばかり思っていました・・・

ところが、前半10分以降、今大会でも最も期待できる好カードは、皮肉にも最も惨めな試合へと変わってしまいました。

1-7というブラジル大敗。

後半も終わり頃にブラジルが1点返したということがさらに悲しみを増長させます。

しかも、その前にエジルが決定的な場面でシュートを外したのですが、これすらも哀れみなのではないかとも思えるほどです。

この7失点は、ブラジル代表の最大得点差での敗戦となったばかりか、W杯準決勝での最大得点差となったばかりでなく、元ブラジル代表であるロナウドのW杯最多得点の記録を自らの試合において、ドイツのクローゼに抜かせてしまったということにもなるのです。

自国のヒーロの記録を自国開催かつ、直接対決で更新させてしまうなんて、王国の名も地に落ちたものです。

しかし、いつからブラジル代表は、プレッシャーに弱くなったのでしょうか?
前回のワールドカップでもリードしていたにも関わらず、自滅、逆転負けと、メンタルが弱くなっている気がします。

試合中にパニックとなってしまい、およそ世界の強国とは思えないような醜態を晒すときがあります。

ネイマールとチアゴシウバが抜けたくらいで、ここまで脆くもなってしまうブラジルには、正直失望しています。

テレビ中経でも、ブラジルのサポーターが泣いていましたが、テレビ観戦していた僕も同じように泣きたくなる気分でした。

負けるにせよ、あのようなみっともない試合をブラジルにして欲しくありません・・・
まるで、日本代表を見ているような気分でした・・・。

ちょっと、今日は一日中、落ち込みそうです。

オランダとアルゼンチン

明日の朝にオランダとアルゼンチンの試合が行われます。
なんとなくこの試合もブラジル対ドイツのようになるようではないかと心配でなりません・・・

メッシがいるとはいえ、ディマリアの欠場は深刻です・・・・
とはいえ、メッシがいれば今日のブラジルのように「得点が入る気がしない」という感覚はなさそうです。

フレッジ、フッキ、まるで機能していませんでしたし、得点の匂いがしませんでした・・・
7点目を取られた時のGKセザールの哀しい表情が、切なくて堪りません・・・。