チャンピオンズリーグは、レアル・マドリードとアトレチコ・マドリードというともにスペイン勢のマドリードダービーということになりましたね。
なんとこれ、同じ街の2チームが決勝で戦うということは、CL史上初なのだそうです!!
しかも、この2チームは所属するリーガエスパニューラでも優勝をかけて戦っており、現在首位のアトレティコが28勝3敗4分で残り3試合、3位のレアルが26勝4敗4分で残り4試合となっており、まだまだ余談を許さぬ厳しい戦いと繰り広げています。
レアルマドリードは、初の3冠(国王杯、リーガ、CL)も狙えるだけに、今後も目の離せない戦いが続きそうです!
グループDの近況
話はそれてしまいましたが、今日はグループDの状況を見てみましょう。
ワールドカップのグループリーグでは、必ず死の組というグループが出てくるのですが、今回それに当るのがこのグループDで、ウルグアイ、コスタリカ、イングランド、イタリアが決勝トーナメントへの切符を争います。
コスタリカには申し訳ないのですが、ここは勝ち抜ける希望はかなり低いと思います。
国 | 成績 | 得点 | 失点 | 負けた国 |
---|---|---|---|---|
ウルグアイ | 5勝2敗3分 | 20得点 | 11失点 | ブラジル、エクアドル |
コスタリカ | 4勝5敗1分 | 12得点 | 12失点 | ホンジュラスx2、オーストラリア、チリ、韓国 |
イングランド | 5勝2敗3分 | 17得点 | 9失点 | チリ、ドイツ |
イタリア | 2勝2敗6分 | 13得点 | 13失点 | アルゼンチン、スペイン |
こうやって見ると、思った以上にイタリア勝ってませんね。
これまでのワールドカップと同じように、勝ちもしなければ負けもせずグループ突破し、決勝トーナメントでPKで敗れるという形が浮かんできますね。
とはいえ、イタリアは戦ってきた相手が別格なんですよね。引き分けた相手国には、スペイン、ウルグアイ、ドイツなどの強豪国がいますし、負けた相手もスペイン、アルゼンチンという、いわゆる強豪国の中でも一流の相手なんですよね。
イングランドはというと、負けた相手もドイツ、チリという強豪国ですし、ブラジルと引き分けたこともありますから、侮ることはできません。
ウルグアイといえば、セレッソ大阪に加入したフォルランを初め、いまやメッシ、クリロナ級なのではないかと思われるスアレス、イブラヒモビッチの影で隠れていますが、その実力は5本指にはいるであろうカバーニなど、強力なフォワード陣を形成しています。
とはいえ、自国のウルグアイリーグの過激サポーターの暴力が激しく、出場権を失う可能性もあり、なんとか無事に参加してもらい、フォルランの勇姿を見てみたいと思っています。
原田一弥のグループ突破予想
この死のグループを突破したチームが、我らが日本代表と戦うことになります。
恐らく日本は2位通過すると思いますので、このグループの1位と戦うことになります。
できれば、ウルグアイの1位通過を避けたいところではありますが、僕の予想は、死のグループ1位通過は、ウルグアイだと思っています。
そして、2位通過は、イタリアではなく、イングランドを推します!
イタリアは今、かつて「カテナチオ」と言われた堅固なる守備的なサッカーから、攻撃的なサッカーへと変貌しつつあります。
とはいえ、成熟にはまだまだ時間がかかるかと思いますし、負けないサッカーは時としてグループリーグでは致命傷となる可能性があります。
僕が思うに、イングランドはウルグアイには負けるけど、1勝1敗1分、イタリアは全て引き分けて、勝ち点でグループ突破ならず・・・
そんなシナリオを描いています。
なので、グループDは、ウルグアイ、イングランドの勝ち抜けだと予想します!!