2014年7月14日月曜日

24年ぶり!ドイツの優勝でW杯終了!

いや、まさに決勝に相応しい好ゲームでした。

延長戦まで行った1-0ですが、ダラケルことなくスリリングな展開で試合が運びましたね。

図式としては、攻めるドイツに守るアルゼンチンでしたが、アルゼンチンもただ守っていたわけではなく、カウンターでゴール前を脅かしていましたし、ひょっとすると決定機はアルゼンチンのほうが多かったのではないでしょうか。

恐らくキーパーがノイヤーでなければ、2~3点は取れていたのではないかと思います。

このゲームは、これでも十分に楽しめる試合だったのですが、ここにもしレアル・マドリーの2人、ドイツにケディラ、アルゼンチンにディマリアがいたら、一体どんな試合になっていたのでしょうね

記録づくしのドイツ

これでドイツのワールドカップ制覇は1990年イタリア大会以来24年ぶり通算4度目となり、優勝回数もかつて王国だったブラジルの5回に次ぐ、2位タイとなりイタリアに並びました。

これで、ドイツは世界一のサッカー大国といっても過言ではありませんね。
そもそも4大会連続でベスト4ですし、過去を振り返ってみても、18回の出場中14回はベスト4に入っているのです。

これをブラジルで見て見ると、20回出場中ベスト4が11回となっていますし、ドイツは今大会でワールドカップ通算の最多得点も記録しています。

しかも、クローゼが、これまでブラジルのロナウドが持っていた通算得点15ゴールを上回る通算16ゴールという記録を作りましたし、W杯準決勝での最大得点差をつけた国でもあります。

しかし南米の戦いで「決勝戦」「3位決定戦」でヨーロッパ勢が勝ったことは大きいですね。
もう個人技だけで勝ち続けることは難しく、個人技プラス組織・戦術がしっかりしているところが勝つというサッカーとなってきましたね。

ベスト4を振り返って

今回のベスト4は、ブラジル以外は実力が拮抗しており、できればドイツ対オランダも見てみたいですね。
というか、やはりベスト4にはブラジルではなく、コロンビアが上がってくるべきでした。

どうも決勝トーナメントのブラジルは勝手に自滅し焦ってしまううえ、ファールが多くて試合自体が面白くありません。
チームでの連動もないうえ、ボールを追い越す動きもなく、今の世界のサッカーから数歩遅れているような気がします。

まだまだチームが若いので、2015年のコパ・アメリカまでに立て直すことは難しそうですが、次のワールドカップまでには、復権してほしいものです。

2014年7月10日木曜日

早くも予想全敗。

アルゼンチン対オランダの試合は、思った以上に慎重な戦いでしたね。

流石に昨日のブラジル対ドイツを見た後では、攻撃的なサッカーをすることは躊躇われてしまいますよね。
といっても、とても面白い試合内容で、中盤でのせめぎ合いは緊張感がありました。

シュート数やフリーキック、ボール支配率においても一方的な違いもなく、双方のチームがFWとDFの間をコンパクトにしていたので、なかなかバイタルエリア内での戦いとはならず、非常に見応えがありました。

まぁ、ゴールシーンやキーパーの好セーブを期待している人からすると、物足りない試合だったのかも知れませんが、一つのミスが大きな敗戦に繋がるという強豪国ならではの戦いでした。

予想はすべて当たることなく・・・

ご存知のようにこの試合は、PK戦の末、アルゼンチンが決勝戦へと進むことになりました。
この結果、僕の予想は全て外れ、優勝ブラジルは既になくなっていますし、決勝カードの予想は、3位決定戦のカードとなってしまいました。

3戦全敗・・・
まさかここまで見事に外すとは思ってもいませんでした・・・。

アルゼンチンとオランダ戦に思うこと

このアルゼンチンとオランダの試合を見て思ったのですが、やはりブラジルでネイマールとチアゴシウバの抜けた穴は大きかったなと・・・
というのも、アルゼンチンとオランダの試合では、オランダはメッシに対してデヨングをマンマークにつけ、危険なポイントを機能できないように封じ込めにきていました。

これを考えると、ブラジルにネイマールがいた場合、マンマークにならないにせよ、数人が囲むというようなフォーメーションになるかとは思います。
そうなると守備の負担が増えますし、あそこまでの大味な試合とはならなかったでしょう。
(といっても、2-0、3-1でドイツが勝つというような結果になったと思いますが・・・)

それにキャプテンであるチアゴ・シウバがいなくなるのはかなりの痛手ですし、さすがに急造のCBコンビでは意思の疎通がきちんと出来ていなかったように思います。

ドイツとアルゼンチンの決勝

決勝で戦うドイツとアルゼンチンなのですが、調べてみると過去のワールドカップでも1986年と1990年、2大会連続で決勝を戦ったことがあり、その時は1986年はアルゼンチンが、1990年は西ドイツが優勝しています。

また、過去ワールドカップでは6度の対戦があり、対戦成績はドイツが3勝1敗2分と大きくリードしています。

さて、今回の決勝はどのような結末が待っているのでしょうね。
ドイツが勝てば4度目の優勝となり、イタリアと並び国別優勝回数2位となりますし、アルゼンチンが勝てば3度目となり、現在3位であるドイツに並びます。

これは、ともに勝ちたいでしょうね。
というのも、南米、欧州と分けて見た場合、南米ではブラジルの5回優勝の次は、ウルグアイとアルゼンチンが2回の優勝で並んでいます。
アルゼンチンとしては、ブラジルの次の国として単独で南米2位という地位は欲しいでしょうし、ドイツだって4大会連続でベスト4に進んでいる強さを持っていながらも、現在では優勝4回のイタリアに次いで欧州2位の位置ですし、ここで勝って同率首位に並びたいはずです。

これは、実に面白い決勝となりそうですね。

泣きの決勝予想

ブラジル優勝を外したにも関わらず、ここでまたイケシャーシャーとワールドカップ優勝を予想してみたいと思います。

まず、準決勝の内容を鵜呑みにすることはできませんが、やはりドイツの完成度が恐ろしく高いと思います。

タレントも揃っているわりに誰かが突出して目立っているわけでもなく、前回大会のスペインじゃありませんが、ほぼバイエルン状態のドイツは、チームとしてのまとまりがありすぎです。

しかも、どこからでも、どんな形からでも点が取れるというのが、強みとなっていると思います。

アルゼンチンはメッシ頼み、オランダはロッペン頼み、ブラジルはネイマール頼み。
でも、ドイツは、ミュラー頼みのわけでもなく、クローゼ頼みというわけでもなく、これまで8人が得点を決めているのです。
この数字は異常です。
ブラジル戦をノーカウントとしても、トニ・クロースとサミ・ケディラが抜けるだけで、6人が決めていることになるのです。

決勝トーナメントをすべて無失点で勝ち抜いてきた堅守のアルゼンチンと、どこからでも点がとれるドイツ。
この戦いことこそが、最強の盾と最強の矛の戦いとなりそうですね。

2014年7月9日水曜日

あまりに衝撃的なゲーム・・・

今朝方の試合、ご存知のようにブラジルが歴史的な大敗を喫し、決勝にはドイツが進むことになりました。

これによって、僕のワールドカップ予想の優勝国である「ブラジル」が外れるとともに、決勝進出チームも外してしまし、2戦2敗です・・・・。

試合は最初の10分だけで・・・

ブラジル対ドイツの試合
今大会でも最も楽しめる好カードとなるべき試合でした。

いかに手負いのブラジルとはいえ、ドイツとともに「これぞサッカー」という試合をしてくれるものだとばかり思っていました・・・

ところが、前半10分以降、今大会でも最も期待できる好カードは、皮肉にも最も惨めな試合へと変わってしまいました。

1-7というブラジル大敗。

後半も終わり頃にブラジルが1点返したということがさらに悲しみを増長させます。

しかも、その前にエジルが決定的な場面でシュートを外したのですが、これすらも哀れみなのではないかとも思えるほどです。

この7失点は、ブラジル代表の最大得点差での敗戦となったばかりか、W杯準決勝での最大得点差となったばかりでなく、元ブラジル代表であるロナウドのW杯最多得点の記録を自らの試合において、ドイツのクローゼに抜かせてしまったということにもなるのです。

自国のヒーロの記録を自国開催かつ、直接対決で更新させてしまうなんて、王国の名も地に落ちたものです。

しかし、いつからブラジル代表は、プレッシャーに弱くなったのでしょうか?
前回のワールドカップでもリードしていたにも関わらず、自滅、逆転負けと、メンタルが弱くなっている気がします。

試合中にパニックとなってしまい、およそ世界の強国とは思えないような醜態を晒すときがあります。

ネイマールとチアゴシウバが抜けたくらいで、ここまで脆くもなってしまうブラジルには、正直失望しています。

テレビ中経でも、ブラジルのサポーターが泣いていましたが、テレビ観戦していた僕も同じように泣きたくなる気分でした。

負けるにせよ、あのようなみっともない試合をブラジルにして欲しくありません・・・
まるで、日本代表を見ているような気分でした・・・。

ちょっと、今日は一日中、落ち込みそうです。

オランダとアルゼンチン

明日の朝にオランダとアルゼンチンの試合が行われます。
なんとなくこの試合もブラジル対ドイツのようになるようではないかと心配でなりません・・・

メッシがいるとはいえ、ディマリアの欠場は深刻です・・・・
とはいえ、メッシがいれば今日のブラジルのように「得点が入る気がしない」という感覚はなさそうです。

フレッジ、フッキ、まるで機能していませんでしたし、得点の匂いがしませんでした・・・
7点目を取られた時のGKセザールの哀しい表情が、切なくて堪りません・・・。

2014年7月7日月曜日

ベスト4の予想結果と今後の展望

いよいよワールドカップも残すところ4試合、決勝まであと1週間となりました。

毎度のことなのですが、ベスト8の戦い辺りから、残っているチームが少なくなっていき、とても寂しい気持ちになります。
お祭りも、いつかは終わりを迎えるのです。

しかし、先週末は、衝撃的なゲーム、衝撃的な結末が待っていましたね。

ベスト4をかけた第一試合目、フランスとドイツの試合は賛否両論となっているようですが、僕個人的には、とても面白いゲームでした。
次に行われたブラジル対コロンビアとは両極の試合であったと思います。

静かな立ち上がりから、中盤での攻防を見る限り熱量をあまり感じられない試合でしたけど、荒れるような試合ではなく、スポーツマンシップ に則った試合だったと思います。

惜しむらくは、点が入ってしまったのが少し早すぎたのかなと思います。
流石にあの時間帯からフランスが点を取るために猛攻をかけられるような時間ではありませんし、なによりノイヤーが凄かった。
やはり今回はキーパーの大会となっているようで、攻撃陣の能力が上がっているとともにキーパーのレベルも数段アップしていますね。

さて、ドイツ対フランスとは対象的にブラジル対コロンビアなのですが、これはかなりの熱量が合ったのですが、逆にありすぎて少々つまらない試合となってしまいました。

というのも、ちょっと試合がラフ過ぎです。
残念ながら、あの審判はこの試合をきちんとコントロール出来ていませんでした。

前半のうちに、きちんとイエローで対処していれば、ネイマールもあのようなことにはなっていなかったと思います。

変な話、あの試合では2~3人がレッドカードでもおかしくなかった試合です。
最初にきつく判断しておかなかったことが、あの試合を台無しにしたと思います。

それを考えると、僕は開幕試合の西村主審は、選手の危険性を考えうまく捌いており、今大会の道標を築いていたにも関わらず、FIFAが後押ししなかったために審判の基準が崩れてしまったのでしょうね。

ベスト4の予想結果とV予想

さて、僕のベスト4予想なのですが、ついにベスト8が出揃いました! という記事の通り、フランスのベスト4進出だけが外れてしまい、3勝1敗で勝率7割5分をキープということになりました。

なかなか全勝予想することって、難しいものですね・・・

決勝カード予想と優勝国

さて、今日はワールドカップ最後の予想で、「決勝のカードと優勝国」を予想します。

まずは、準決勝の対戦カードは「ブラジル対ドイツ」「オランダ対アルゼンチン」とヨーロッパと南米の戦いとなります。

流石にここまで来ると、どのチームも負傷者や疲れなどがあり、万全とは言い切れません。
特に、ブラジルとアルゼンチンはそれぞれネイマール、ディマリアが出場できないようですし、決勝を前にここが正念場となりそうです。

しかもブラジルは攻撃の核であるネイマールが出れないだけでなく、ディフェンスの中心といってもいいチアゴシウバも累積警告で準決勝には出場できないのです。

しかも相手はドイツ、GKはノイヤーですから、そう簡単には得点できなさそうです。
う~ん、困った・・・

とはいえ、予想はしなければなりません。
そこで僕は初志貫徹、優勝はブラジル、決勝カードは「ブラジル対オランダ」だと予想します!!

ネイマールは唯一無二だとはいえ、なんといってもブラジルにはタレントが豊富ですし、現在のチームはネイマール仕様になっていたので、ネイマールが抜けることにより、より強力になるのではないかと思っています。

ネイマールの影で汗かき役に徹していたオスカルを中心にして、フッキをもっと自由にさせたほうが、さらに強力になるのではないかと考えています。

オランダについては、言うことはないでしょう。
ファン・ペルシー、ロッペンも去ることながら、スナイデルがかなり調子が上がってきているようですし、なんといってもカイトが効いています。

もしオランダが優勝するようであれば、このカイトにMVPを取らせてあげたいくらいです。

でも、できれば決勝は、ネイマール対メッシが観たかったなァ~。

2014年7月2日水曜日

ついにベスト8が出揃いました!

ついにベスト8が出揃いましたね・・・

残念ながら僕は、今日のアルゼンチン対スイス、ベルギー対アメリカ、昨日のフランス対ナイジェリア、ドイツ対アルジェリアを観戦しなかったのですが、いずれの試合も興奮の試合だったようですね。

流石にこのクラスの試合となると白熱した戦いとなるのでしょうね。

僕はてっきり、フランス、ドイツ、アルゼンチンは組み合わせ的にも楽に勝ち上がってくると思っていたので、観戦することをパスしたのですが、やっぱり決勝トーナメントは全ての試合を見なければなりませんね。

僕のベスト8の予想結果

さて、今回のワールドカップでベスト8に残った国は、それぞれのグループリーグで1位通過してきた国が、その結果通りに勝ち上がってきました。
勝ちあがりと次の対戦は以下の通りとなっています。

  • ブラジル - コロンビア
  • オランダ - コスタリカ
  • フランス - ドイツ
  • アルゼンチン - ベルギー

結果、南米3カ国、北中米カリブ海1カ国、欧州勢4カ国となり、対戦相手的に、ベスト4には、南米、欧州それぞれ1カ国ずつは残ることになりました。

さて僕のベスト8予想なのですが、このページでも予想したように、以下のような結果となりました。

予想結果勝ちあがり
ブラジル 
コロンビア 
メキシコXオランダ
コスタリカ 
フランス 
ドイツ 
アルゼンチン 
アメリカXベルギー

6勝2敗

前回のベスト16予想の勝敗が12勝4敗ですから、その半分6勝2敗と勝率7割5分をキープしています。

さて今日はベスト4を予想するのですが、この流れていくと的中は3勝1敗となりそうですね。

原田一弥のベスト4予想

さぁ、このベスト4からがとても難しくなりますね。
しかも残りも少なくなってきましたので、ここで優勝チームも予想したいと思います。

まずはベスト4なのですが、オランダ、アルゼンチンはまず間違いないでしょう。
アルゼンチンは苦しんではいますが、確実に勝ち上がってきていますのでベルギーとの対戦では問題ないでしょう。

オランダについては、メキシコ戦が圧巻です。相手に合わせてどんなサッカーでも出来るというのは強みですし、パワープレーでの確実性では、他の国よりも頭ひとつ抜けています。

問題は、ブラジル対コロンビア、フランス対ドイツです。
このカードは絶対に観なければならない試合となります。

考えるだけでも興奮してしまう、とても興味深い対戦となります。

いや~、予想できないな~・・・・
しかし、確実にどちらかのチームが負けるのです。
ネイマールとロドリゲスの22歳対決なんて、鳥肌ものです!!!!
直接ぶつかるわけではありませんが・・・・

悩みに悩んだ結果、ベスト4は以下のように予想しましょう!

  • ブラジル
  • オランダ
  • フランス
  • アルゼンチン

そして、優勝はベタベタながらブラジルで!!!

2014年6月30日月曜日

これぞワールドカップ!既に4チームが敗退!

今週末から始まったワールドカップ決勝トーナメントは、流石ベスト16まで勝ち残ったチームという試合ばかり!!

正直、この中に日本代表が入るには、技術、走力、ゲームへの対応能力、そして国を背負うという意気込み、どれをとっても不足していました。

ここで負けてしまったのは、いずれも2位通過してきたチームなのですが、本当に紙一重です。

特に決勝トーナメント1試合目、ブラジル対チリなんてトーナメント1回戦にするのは本当に勿体無いくらいの試合内容。
あれは、決勝といってもいいくらい、贔屓目に見ても準決勝の試合といっても過言ではありません。

ブラジルが抱えているプレッシャー、完全アウェイの中で戦うチリ。
劣勢ながら体を張りつつ、決して守備をサボらないチリの選手には感銘を受けました!

やはり、あそこまでの気迫は残念ながら日本代表にはまだまだ足りないものですね。

また、トーナメント2日目のオランダ対メキシコ。
この試合は、サッカーにおける全てが凝縮された試合だと思います。

最初、メキシコのパスサッカーに圧倒されていたオランダですが、1点入ってからは攻撃スタイルに切り替え、猛反撃を見せ始め、得点前と得点後では、ガラッとチームが変わりました。

あの切り替えは、凄い!

メキシコが守りに入ったこともあるのですが、この1点でメキシコを圧倒し始め、ついには後半43分にスナイデルの豪快なシュートで追いつき、 延長線突入か?というところでロッペンの突進によるPK。

あれでPKを取られてしまうのは、メキシコが少し可哀想ですが、やはりこれは最後まで諦めなかったオランダの勢いなのでしょうね。

この試合は、選手もそうですがベンチワークも秀逸でした。
的確に試合を読み、それぞれの監督が交代のカードを惜しみもなく切るという、ワクワクするような展開でした。

メキシコの誤算は、DFモレノの負傷退場でしょうね・・・
代わったレジェスが悪いわけではないのですが、やはりモレノは効いていました。
僕的にもモレノのプレーはとても好きで、ここでもしモレノの退場がなければ、結果も違ったのではないかと思えて残念でなりません。

オランダでは、まさかファン・ペルシーを交代させるとは思ってもいませんでした。
2枚看板の1枚を外して大丈夫??なんて思っていましたが、交代したフンテラールによって、オランダはさらに活性しましたね。

やはり高さは武器になります。
特に決勝トーナメントのようなノックアウト方式の場合、負けている時にパワープレーを敢行できることはかなりの武器ですし、時間を欠けず一発で戦況を変えることができるので、時間と手数のかかるパスワーク主体のチームよりも有利となります。

ですので、スピードと高さもあり、戦術変更にきちんと対応できるオランダは、現在のところ最強なのではないかと思えます。

納得のMOM

このオランダとメキシコの試合では、MOM(マン オブ ザ マッチ)はメキシコのGKオチョアになったようですが、これは納得ではあります。
少なくとも2~3点は防いでいますからね。

しかし、僕はこの試合、できればMOMをオランダのカイトにもあげて欲しかったですね。
この試合で代表100試合を達成したベテランなのですが、あのシステム変更に対応できるのは、このカイトの存在なしにはありえないと思います。

最初は、左のウイングバック、後半は右のウイングバック、さらに後半の終わり頃には右ウイングとこんなユーティリティプレイヤーは、世界どこを探してもいません。
もっともっと、カイトは評価を受けてもいいとは思うのですけどね。

ちなみに僕のベスト8予想は、これまでのところ3勝1敗となっています。
またベスト8が出揃ったところで、ベスト4予想をしたいと思います。

さて、今日は、フランスとドイツが出てきます。
一体どんなサッカーを見せてくれるのでしょうかね。

2014年6月27日金曜日

ついにベスト16が出揃いましたね。

グループリーグの最終戦が終了し、ついにベスト16が出揃いました。

ここからは、決勝リーグとなり、一発勝負のサバイバルとなります。

勝ち残った国を見てみると、南米が5カ国、北中米カリブ海が3カ国、ヨーロッパが6カ国、アフリカが2カ国となっており、残念ながらアジア勢は全滅、しかも1勝も上げることなくワールドカップが終わってしまいました。

やはり、アジアレベルと世では、まだまだ差があるという現実を目の当たりにしたワールドカップとなってしまいました。

さて、ベスト16の出揃ったところで、僕の予想した内容を振り返ってみます。

コチラのページに詳しい詳細が載っているのですが、結果としては12勝4敗。

予想としては、まずまずではないでしょうかね?
4敗してしまった国を見てみると、日本、イングランド、エクアドル、ロシアの決勝リーグ進出を見誤り、結果「ギリシャ、コスタリカ、スイス、アルジェリア」の決勝進出を予想できませんでした。

ベスト8を予想す

さぁ、ここからはベスト8の予想を行いたいと思います。
まずは対戦カードを見てみましょう。

  • ブラジル x チリ
  • コロンビア x ウルグアイ
  • オランダ x メキシコ
  • コスタリカ x ギリシャ
  • フランス x ナイジェリア
  • ドイツ x アルジェリア
  • アルゼンチン x スイス
  • ベルギー x アメリカ

さらに、これまでの通過順と勝敗、得失点を加味してみると・・・
(左側の国が1位通過、右側が2位通過。)

勝敗得失点&勝敗得失点
A組ブラジル2勝1分7-2vsB組チリ2勝1敗5-3
B組オランダ3勝10-3vsA組メキシコ2勝1分4-1
C組コロンビア3勝9-2vsD組ウルグアイ2勝1敗4-4
D組コスタリカ2勝1分4-1vsC組ギリシャ1勝1敗1分2-4
E組フランス2勝1分8-2vsF組ナイジェリア1勝1敗1分3-3
F組アルゼンチン3勝6-3vsE組スイス2勝1敗7-6
G組ドイツ2勝1分7-2vsH組アルジェリア1勝1敗1分6-5
H組ベルギー3勝4-1vsG組アメリカ1勝1敗1分4-4

ちょっと見づらいのですが、こうやってみると流石に1位通過してきたチームの成績の良さが目立ちますね。
まぁ、この際1位通過してきたチームを全部勝ちあがりとしてもいいところなのですが、ぼくの予想はちょっと違います。

原田一弥のベスト8チーム予想

僕は、以下の国がベスト8に進むと予想します!

  • ブラジル
  • コロンビア
  • メキシコ
  • コスタリカ
  • フランス
  • ドイツ
  • アルゼンチン
  • アメリカ

オランダを予想から外すというのは、正直バカげている!思うのですが、僕はとにかくメキシコのサッカーが好きなのです!
日本代表には、ぜひともメキシコサッカーを目指して欲しいのです。

その他、1位通過チームを外したのはベルギーですね。
ここは、あのグループで、たったの4得点しか上げていないというところにマイナス点を付けました。

しかし、トーナメント表を眺めて見ると開催国にも関わらずブラジルは、厳しい枠に入ったなと思ってしまいます。
なにせ、チリに勝ったら次はコロンビア、コロンビアに勝ったと思ったら次は恐らく、フランスかドイツです。

というか、このブラジルのいる決勝トーナメント側は、どの国も決勝まではかなりハードな戦いとなります。

それに比べると、オランダ、メキシコ、アルゼンチンのいる枠は、比較的戦いやすそうで、特にアルゼンチンは、準決勝までは、楽に進出しそうです。

そうすると、ダメージも最小限のような気がしますので、今大会はアルゼンチンの優勝というのが妥当なのかな・・・なんて思ってしまいます。

2014年6月24日火曜日

今週は、続々と勝ち上がりが決定!

先週も大変な週でしたが、今週はさらに地獄の日々が続きます。
とはいえ、徹夜パターンにも体が次第に慣れてきており、本日の試合は全て観ることができました。

でも、グループリーグ最終戦だから仕方ないのですが、同時進行で行われるカードがあまりにいいカードすぎて、どちらかを選ぶのは大変でした。

テレビを2画面にして、同時に観るという荒業も行なってみたのですが、やはり落ち着きません・・・

なので、本日は1時からオランダVSチリ、5時からクロアチアvsメキシコをメインに、ちょこちょこチャンネルを切り替えながら、観戦することに。

オランダVSチリ

この試合は、面白かったですね。
結果的には、2-0でオランダが勝ちましたが、どちらに転んでも惜しくない試合でした。

とはいえ、オランダにはファン・ペルシが欠けていましたので、ここにファン・ペルシがいたら、どんな試合になったのだろう・・・と残念な気持ちに。

ただ試合内容を度外視すると、今大会、ロッペン一人で試合を決めきりそうですね。
オランダが優勝するには、ロッペンの調子さえよければ、どうとでもなるような気がします。

あのスピードとキレは、もう人間とは思えないほどです。
シュート力も威力がありますし、枠内に飛んでましたからね。

クロアチアvsメキシコ

この試合、一番楽しみにしていました。
両チーム、これまで良いサッカーをしていたので、ぶつかり合った時にどのような試合になるのか、ワクワクしていました。

序盤は、お互いのせめぎ合いで静かな緊張感があったのですが、メキシコが1点取った辺りから、クロアチアの勢いはなくなりましたね。

それ以前からいまいち歯車が噛み合っていなかったのですが、メキシコに2点目が入ってから、崩壊しました。

メキシコの3点目なんて、クロアチアの選手がいない中、コーナーキックを蹴り、まるでボールがゴールに吸い込まれたかのような感じで、得点が入ってしまいました。

しかし、メキシコの選手は疲れを知りませんね。
どちらかというと、常にプレッシングをかけ、チームでディフェンスをしていたので、運動量はクロアチアよりも多かったとは思うのですが、そんな素振りさえ見せません。

すべての選手が無尽蔵です。よくあんな小さな体で、大きな相手にヒケを取らずに戦えるものです。恐るべし!

予想的中4勝!

これにより、僕のグループA、グループBの勝ちあがり予想は、全て当りました!!
幸先はいいですね。

しかも、決勝トーナメントでは、オランダ対メキシコという、恐ろしく面白そうな戦いが見れそうです!!
ブラジル対オランダも観てみたかったのですが、これは決勝までお預けとしておきましょう!

2014年6月20日金曜日

熱量の高い2試合と日本チームの差

残念ながら、日本代表は勝ち切ることができませんでしたね。
前半38分、ギリシャのカツラニスの退場により数滴有利を得たにも関わらず、ギリシャを仕留められませんでした・・・

厳しいことを言うようですが、このような絶好のチャンスをミスミス手放してしまい相手を仕留められないようでは、「ワールドカップで優勝」なんて言葉を言うだけでもおこがましく感じられてしまいます。

やはり「ワールドカップで優勝」なんて口に出せるようでは、まだまだ経験が浅く、世界の強国との差を詰めることはできないのでしょうね。

イタリア代表のブッフォンでさえ、ベスト8以上なら良い結果だと言っていますし、優勝候補はブラジル、アルゼンチン、スペイン、ドイツだと断言しています。

自分たちの実力を知りつつ、周囲を驚かせるような結果を目指すこと。
相手国のことを認めつつ、まずはベストを尽くすということを心がけなければならないのでしょうね。

大会8日目の第一試合、第二試合と比較して思うこと

大会8日目の3試合、明日から休みということもあり気合を入れて、テレビ観戦しました。

第一試合は、コロンビア対コートジボワール。
ともに1勝ずつしているこの2チームは、この試合に勝つことによりグループリーグ勝ち抜けに大きく前進するということもあり、とてもアグレッシブな試合を展開していました。

特に2点取られた後のコートジボワールは、そこで諦めるわけでもなく猛攻を仕掛け、1点をもぎ取りました。
両チームとも勝ちに行くサッカーをしており、とても頼もしく思えました。

第二試合、ウルグアイ対イングランド。
今日は、この試合が一番の注目カードで、ともに前の試合では負けており、勝たなければ自力でのグループリーグ突破が厳しくなります。

試合内容は、流石にワールドカップ優勝経験の国同士ですので、戦い方を知っており点が入るまでは、危険を犯さず、淡々と1点を狙いに行くサッカーだったのですが、点が入ってからは見どころ満載で、最後はエースの決定力の差で、ウルグアイの勝ちとなりました。

というか、ウルグアイのスアレスは異常です。
あの得点感覚は、誰にも真似できないでしょうね。怪我明けでコンディションはまだまだだというのに、決めるべきところはしっかりと決めてきます。
まさにエースとは、これだという仕事をきっちりとこなしてくれます。

とはいえ、この試合、一番の功労者は、カバーニではないでしょうかね。
攻撃にも守備にも最後まで走りぬいており、チームにとても献身的に動いていました。

そして、最後の日本対ギリシャ。
第二試合のウルグアイ対イングランドと同じ境遇で、どちらも後がなくなってしまう試合です。

とはいえ、日本のサッカーは、まるで親善試合を行っているかのような試合内容で、先の2試合と比べると、技術、戦略、必死さにおいて全く見劣りしますし、国を上げたワールドカップサッカーというべきレベルのものではありませんでした。

相手の堅守があったとはいえ、ギリシャには退場者が出ていますから、11対10となりパスサッカーであれば完全な有利な状況です。

ギリシャが人数的なこともあり中に絞って守っている中、日本が行うべきなのは、切り裂くようなドリブル突破、またはショートパスを繋いでペナルティエリアに侵入すべきところなのに、なんと驚きのサイドからのクロス・・・。

しかも崩してからのクロスではなく、しっかりとギリシャが守っている中でもクロスです。

贔屓目に見ても、身長差とフィジカルの強さではギリシャのほうが軍配があるのに、なんの工夫もないクロスでは絶対に点は取れません。

日本がオーストラリアであれば、この戦略でOKだとは思うのですが、日本の武器はスピードとテクニックだったはずです。

ギリシャは、恐らく楽に守っていたのではないでしょうかね。

終了のホイッスルで思ったこと

試合が引き分けに終わり、思ったことがあります。

恐らく日本代表は練習でやって来たことは忠実に再現できるのでしょうが、試合展開の中でのイマジネーションや勇気を持って飛び込んでいくという戦う姿勢に欠けているのでしょうね。

一か八かの勝負に出れず、常に安全運転してしまうという右に倣えの国民性。

もう少し我を押し通すような強引さが、必要なのかも知れません。

次は、コロンビア戦です。
ファルカオがいないとはいえ、現時点ではこのグループではコロンビアが頭ひとつ抜けています。

ここは、世界との差を痛感できるように、必至になって全力で戦いにいって欲しいものです。

2014年6月19日木曜日

まだまだ続く好ゲーム、天国と地獄

ついにグループ勝ち抜けチームが出てきましたね。
まさかのスペイン2連敗で、グループBは、2連勝したオランダとチリの勝ち上がりとなりました。

この2チームはグループBの最終戦で戦うことになっており、その結果いかんによって1位通過なのか、2位通過なのかが決まりますので、この試合も見どころ満載となりそうですね。

とはいえ、今のところ1位通過がいいのか、2位通過のほうがいいのか、全くわからない状況です。

グループAでは、現在のところ、1位ブラジル、2位メキシコ、3位クロアチアとなっているとはいえ、まだまだ余談を許しません。
ブラジルが有利とはいえ、メキシコ戦のように決定機を取りこぼすことになる可能性もありますし、今日のクロアチアであれば、メキシコに完勝することだって考えられます。

本来であれば、オランダ、チリともにグループAの結果を見て試合をしたいはずなのですが、残念ながらグループAの最終戦のほうが後に行われるのです。

でも、このグループB、早々に勝ち抜けチームが決まったわりにグループ最終戦まで楽しめるという、なんとも嬉しいワールドカップとなりました。

今日は3試合とも見れば良かった・・・

今日の3試合は、すべて見るべきでしたね・・・。
僕はオランダの圧勝を予想していたので、オーストラリア対オランダをパスし、本日の目玉であるスペイン対チリから観戦しました。

インターネットを見てみると、このオーストラリア対オランダは今大会これまでのベストゲームだという声が強く、見逃してしまったことを悔やんでいます。

大会2発目の一発レッド

やはり、カメルーン対クロアチアの一発レッドを話題にしないわけにはいきませんね。

試合開始早々、カメルーンが攻めこんでおり好ゲームが期待されたのですが、カメルーンが0-1とされた前半40分頃、カメルーンの6番ソングがクロアチアのマンジュキッチの背中に肘打ち、一発退場となりました。

せっかくここまでいいゲームだったのに、一人退場で10人となってしまったカメルーンには、クロアチアに対抗できるだけの力はなくなりました。

しかし、なぜあそこであんな肘打ちをしてしまったのでしょうね???
得点差があったわけでもなく、まだまだ前半だったというのに・・・

勝たねばならない試合で、自滅してしまうのは、本当に勿体無い。

本日の観戦マッチ

なんといっても日本時間朝7:00からの日本対ギリシャは外せませんね。
その他、同じグループCのコロンビア対コートジボワールも1:00から開始されます。
おまけにこの2試合にサンドイッチされているのが、ウルグアイ対イングランド

もう、これは全試合観るしかありませんよね。
まずコロンビアがどこまで強いのかを観なければなりませんし、ウルグアイ対イングランドなんて、負けた方は、グループリーグ敗退決定です。

ですので、この試合、かなりアツい戦いとなりそうです。

あとは、日本が勝ってくれればいいのですが、最悪負けるにせよ、必死になって応援できるようなサッカーをして欲しいです。

頑張れ!ニッポン!

2014年6月18日水曜日

見応え十分なスコアレスドロー

得点こそ入りませんでしたが、これまでのベストゲームと言ってもいいくらい壮絶なゲームとなったブラジル対メキシコ。

こんなにも素晴らしい試合がグループリーグで行われるなんて、今回のワールドカップは一味違います。

ブラジルの圧倒的ホームの中、メキシコはブラジルに気後れすることもなく、果敢に攻めこむ辺り、流石だと思わされました。

スコアレスドローとはいえ、ブラジルのシュートは枠を捉えている物が多く、下手をすると4-0もある試合内容でしたが、王国の前に立ちはだかったメキシコ代表のオチョアは、スーパーセーブを連発し、神がかっていました!

もちろんそれだけでなく、メキシコ代表が最後まで走り抜くだけのスタミナを持ち合わせていましたし、最後の最後まで戦っていました。

後半の途中から、引き分け狙いという作戦もあったとは思うのですが、メキシコ代表は最後の数分間まで、勝ち点を取りに行っていました。

もしもミドルシュートの精度がもう少し高ければ、ブラジルを負かすこともあったでしょうね。
流石にペナルティエリア内に侵入していくことはなかなか難しかったようですが、すごく良いサッカーでした。

ブラジルの方は、やはりホームということもあったのか、少し焦りもあったのでしょうね。
あそこまで、点が入らないと逆に負けてしまうパターンでもありましたからね。

ここまで苦しんだのはメキシコも強いということもあるのでしょうが、やはりワントップが少し弱いのかも知れませんね。
あとこの試合、オスカルが少し重たそうで、あまり目立つことはありませんでした。

ですので、今日のカメルーン対クロアチアの試合が終わったところで、まだまだどのチームが勝ち上がってくるのか、検討もつかない状態ですね。

大会7日めの注目カード

さてさて、本日僕が観戦する試合なのですが、はっきり言って今日は全部見たいです!

スペインに圧勝したオランダが、オーストラリア相手にどのように戦うのか?
流石にスペイン対策のフォーメーションではやってこないでしょうし、オランダの強さが本物なのかどうか、この試合で判断してみたいです。

とはいえ、そんなことをしてしまうと徹夜敢行となってしまい、かなりのダメージを受けてしまいます。

やはりここは、このオーストラリアとオランダの試合はパスし、スペイン対チリ、カメルーン対クロアチアの試合を観戦したいと思います。

特にスペイン対チリなんて、今考えるだけでもゾクゾクします。

スペインは勝ちにくるのか?それともただ勝つだけでなく得点を奪いに来るのか?はたまた、FWを誰がするのか?

今から、興奮してドキドキしてしまいます!

2014年6月17日火曜日

期待していた試合でしたが、途中で眠ってしまう・・・

流石に大会5日目になってくると体がしんどくなってきて、全ての試合を見れるという状態ではなくなってきます。

なので、今後は1日1試合ピンポイントで観ていこうということになってきます。
その日屈指のカードを選び、それに合わせて体調を整える。

日本代表も戦っていますが、実は僕も戦っています(笑)。

大会5日目の好カード

やはり5日目の試合で、最重要な試合は、ドイツ対ポルトガルでしょう。
2日目のスペイン対オランダの3日にこんなカードが見れるなんて、今回のワールドカップは見応え十分で、おまけにこれまでの試合は得点シーンも多く、そのゴールシーンもとても美しい!

このドイツ対ポルトガルは、日本時間で午前1時から開始ということもあり、比較的コンディションは作りやすかったうえ、両チームの戦いにワクワクしていました。

ところが、結果からするととても残念でした。
クリスティアーノロナウドは、明らかに調子を落としているようで、どうもポルトガルの選手たちが、ゴール前、クリロナに気をつかっているのではないかとも思えるような試合運びでした。

とはいえ、前半2-0のところまでは、まだまだポルトガルが立て直し逆転もあるのかなとも思っていましたが、前半37分、ペペがやってくれました・・・。

まさかの一発退場です。
いや~、ぺぺは大人になりきれませんね・・・
ラフプレイがなければ、とてもいい選手なのですが・・・

これにより、この試合の楽しみがなくなってしまいました。
いくらポルトガルとはいえ、ドイツ相手に1人足りない状態で2点を取るどころが、失点を防ぐだけでも大変なのは、火を見るよりも明らかです。

ましては、引き分け狙いの守備固めという作戦を取るわけにもいかず、結局ミュラーにハットトリックを決められてしまうことに・・・

まぁ、ぺぺもドイツの2点目、コーナーキックからのフンメルスのヘッドで、かなり頭に来ていたのでしょうね。
でも、あのヘッドは誰がマークについたとしても止められないでしょうね。

ぺぺだって、小さな選手ではありませんし、どちらかと言うとフィジカルの強い選手です。
それでも、フンメルスはペペを子供扱いですから、これが日本だったらと思うと、ゾッとします。

なんといっても、フンメルスは192cm、日本の吉田選手は189cmで、ほぼぺぺと同じくらいの身長と体重ですので、コーナーキックの度に、やられてしまう可能性もあります。

やはり、フィジカルはひとつの武器になるのでしょうね。

大会6日目の目玉カード

さぁ、今日は再びブラジルの登場です。
しかも相手は、僕の好きなメキシコ。

できれば引き分けに終わってくれるといいのになと思っています。

2014年6月16日月曜日

雨のせいだと思いたい。日本の惨敗

今週末は、とても大変でした。

ブラジル対クロアチアで始まったワールドカップ、見逃せない試合が立て続けに行われます。

大会2日目

まずは、メキシコ対カメルーン
僕はメキシコのサッカーが好きなので(日本代表はここを目指すべきだと思っています。)、とにかくテレビ観戦は外せません。

あいにくの雨だったのですが、この両チームはとてもいいサッカーを魅せてくれました。
メキシコのドス・サントスには気の毒な試合でしたが、よくモチベーションを低下させずに持ちこたえたと思います。

そして、その次の試合mスペイン対オランダ戦、これを観ずして、ワールドカップなんて言ってられません。
前回大会の決勝ようなオランダのラフな試合にならないように祈っていたのですが、この試合、見応えがあるとともに、かなりショッキングな内容でした。

オランダの大胆な5バックで、とにかくワールドカップの初戦で最悪でも引き分け狙いなのかなと思っていると、なんとなんと、オランダが5得点。

ファン・ペルシのヘディングはとても美しく、ロッペンの驚異的な速さ。
ポゼッションサッカーを打ち砕くにはこれだと言うべきお手本とも言えるサッカーでした。(とはいえ、どこのチームでもできるというような戦術ではありまえんが・・・)

そして、4試合目のチリ対オーストラリアなのですが、流石にこの試合、起きていることができず、爆睡。

大会3日目

コロンビア対ギリシア戦。
今後、日本との対戦もあるので、ひと目観ておこうと思ったのですが、前日の徹夜が祟り、起きることかなわず・・・

とにかく、次のコロンビア対ギリシャを見ようとタイマー設定し、再度爆睡。

そして、ウルグアイ対コスタリカ。
この試合も観たかったのですが、残念ながら起きれず、前半途中から観戦。
とはいえ、横になりながら観ていたため、ほとんど記憶に残らず・・・(次のイングランド対イタリアに標準を合わせていたため、あっけなく撃沈・・・)

そして、イングランド対イタリア。
この試合は、とても面白かった。

ともにベストコンディションではなかったのでしょうが、ともに試合運びを知っているだけに、それなりの試合をしてくれます。
この両チームの得点は、いずれも綺麗なゴールで見応え十分でした。

そして、我らの日本の初戦。

コートジボワールは、ドログバを外し不安視されていたヤヤトゥーレを先発させてきたのですが、100%の出来ではないにせよ、やはりヤヤトゥーレは凄く、あの体格であのスピードを出されると日本人にはキツイですね・・・

とはいえ、1点目は、日本のゴール。

本田のシュートもかなりワールドクラスのシュートで、これは日本、イケるかも!なんて思ったのですが、やはりワールドカップはそんなに甘くはありませんね。

直前の親善試合と同じサッカーとは思えないような展開になってしまい、ドログバの投入とともに日本の劣勢がさらに印象付けられ、同じような展開で立て続けに失点してしまいました。

この失点もクロスボールからの失点で、身体的に劣る日本人が、ゴール前のクロスボールをドフリーで上げさせては、太刀打ちできません。
ましては、ワールドカップに出てくる選手であれば、ピンポイントでもクロスボールも上げられますので、見事に日本の弱点を突かれてしまいました。

この初戦での敗戦は痛い・・・

次に戦うギリシャも初戦敗戦を喫していますので、日本ともども死に物狂いでやってくると思います。
ここで勝ち点を取って、コロンビア戦につなげて欲しいものです。

2014年6月13日金曜日

とうとうワールドカップが開幕しましたね!

とうとうこの日が来きましたね!!

ついにブラジルワールドカップの始まりです!!
日本時間で朝5時からの試合開始でしたが、バッチリと観戦することができました。

立ち上がり固かったブラジルが、前半11分にまさかのオウンゴールで一瞬スタジアムが凍りつきましたが、やはりこの流れを変えるのは、スーパースターでした。

ブラジルの至宝、ネイマールの1点目は、とても美しかったですね。
ボールスピードがあるとか、DFを切り裂くような圧巻のシュート力というゴールではありませんでしたが、キーパーの手がギリギリ届かず、ゴールポストに吸い込まれるような、とても不思議なゴールでした。

打ったネイマールも凄いのですが、僕が感じたのは、今大会のブラジルが優勝へと導かれているような、そんなゴールでした。

2点目のPKは色々と物議を醸し出していますが、僕なりの見解としては、確かに厳しいPK判定だったのかなとも思いますが、誤審だとは思っていません。

やはり、あの位置で肩を掴んでしまったことが問題であり、西村審判とフレッジ、ロヴレンの位置関係からすると、どうしても倒されたかのようにしか見えないと思います。

フレッジのシミュレーションと取られてもおかしくない状況でしたが、やはり手ですよね。
勝手にフレッジが倒れていればシミュレーションの判定をされるのでしょうが、手で相手を触っている時点で、少し迂闊でしたね。

とはいえ、これにより、今後の試合ではペナルティエリア以内では手の使い方に気をつけろというFIFAからの明示として捉え、今後のフェアプレイに期待したいと思います。

フッキ復調に期待

今回、ブラジル側は、ネイマールを筆頭に、オスカル、ダビドルイス、グスタヴォがキレキレでしたね。

特にオスカルは、走攻守全てにおいて完璧で、あの3点目の得点は、TVで見ながら、思わず唸ってしまいました。

いつもならシュートが決まる度に、大声で飛び上がるのですが、この得点だけは別格です。
あの位置であんなシュートの打ち方なんて、まったく予測がつきません。
恐らくDFもキーパーも「えっ」って感じだったのではないでしょうかね。

ただ、ブラジルで気になるのは、フッキです。
ボールが収まらないうえ、なんだか雰囲気に飲まれていたような気がします。

日本でもプレーしていた選手ですので、ここからのコンディションアップを期待したいです。

クロアチアの強さを再確認

ブラジルに負けてしまったとはいえ、クロアチアはかなり強いと感じました。
FWのマンジュキッチが出場停止ながら、ここまでブラジルを苦しめるとは思いませんでした。

モドリッチ、オリッチがとても良く、ここにマンジュキッチがいたら、ひょっとするとブラジルを倒していたのではないかとも思えるくらい、チームとして機能していました。

このグループAの僕の予想は、ブラジルとメキシコの勝ちあがりでしたが、この試合内容によって、少し考え方を変えねばなりませんね。

2014年6月4日水曜日

主力温存したギリシャは引き分けに

昨日は日本代表がコスタリカ代表相手に、3-1と逆転勝利を魅せてくれましたね!
残念ながら、得点シーンだけしか観ていないのですが、面白いように連動していました。

とはいえ、一点目の本田選手の折り返しのところは、本田選手がシュートを打たなかったところに少々不安を覚えてしまいました。
多分、絶好調のときであれば、あそこで本田選手は絶対にシュートを選んだと思うのですよね・・・
やはり、まだまだ調子は上がりきっていないのでしょうね。

とはいえ、香川選手がキレのよい動きから1点を取りましたし、イマイチ乗りきれていない柿谷選手も得点しましたので、日本代表の調子は上向きとなってきそうですね。

ギリシャとナイジェリアは引き分け

さてさてそんな中、グループリーグで2戦目に当たるギリシャが、ナイジェリアと親善試合を行っており、0-0の引き分けに終わったようです。
この結果によって、ギリシャはここ3試合で無得点なのだそうです。

主力選手を温存したとはいえ、得点は入らないのは、ちょっと厳しい状況ですね。
しかしながら、ここ2試合、2戦連続でスコアレスドローとなっているので、勝てないまでも負けないという試合運びができるというのは強みになるのかも知れませんね。

しかも、ナイジェリアは結構得点力のあるチームですので、そこを抑えきったというのはかなり脅威となります。

その他の親善試合で気になったのは、ボスニア・ヘルツェゴビナ対メキシコの試合なのですが、ここにきてもメキシコの調子は上がらず、0-1でまけてしまったようです。

勝ったボスニア・ヘルツェゴビナ代表のほうは、これが最後の親善試合となり、勝ちムードのまま本大会へと進むそうです。
しかし、ボスニア・ヘルツェゴビナは強いですね。この前の試合では、日本と初戦を戦うコートジボワールに2-1で勝利していますし、侮れない存在となってきました。

ボスニア・ヘルツェゴビナはグループFに入っており、僕の予想ではグループFでは、アルゼンチンとナイジェリアが勝ち抜けるとおもっているのですが、これは考え方を改めなければならないかも知れませんね。

また、大会が近くなってきてから、最終的なグループ勝ち抜けチームを再予想してみたいと思います。

2014年5月29日木曜日

NHKで日本vsコスタリカの親善試合が!

本日、いよいよ日本代表が米国での事前合宿へ向け、フロリダ州タンパへ出発しますね。
キプロスとの壮行試合では、動きが重く連動性にも欠けていましたが、この合宿で戦術やそれぞれの連携確認をしっかりと行って欲しいですね。

そんな中、アメリカ時間で6月2日に行われる日本代表とコスタリカ代表の国際親善試合がNHK総合で放送されるそうです。
日本時間だと6月3日の10時からのキックオフとなるようですので、残念ながら一般的に働いている人たちはテレビで見ることが叶わないかも知れませんね。

ちなみにコスタリカ代表は、FIFAランキング34位となっており、ワールドカップでは死のグループであるグループDに入っています。

コスタリカ代表が日本と親善試合を行う目的としては、日本を同グループで戦うことになるイタリアだと仮定しているそうです。
まぁ、昔ほどのカテナチオ感はありませんし、日本とイタリアのスタイルは似てなくもないとは思いますが、ブッフォン、ピルロ、バロテッリのことを考えると、ちょっと言い過ぎかも知れませんね・・・

その後、アメリカ時間で6日にザンビア代表と対戦するようですが、これはまだテレビで放映するということはアナウンスされていませんから、テレビ中経はないかも知れませんね。

2014年5月22日木曜日

ウィリアムヒルでW杯、日本の優勝は126.0倍

ロンドン証券取引所にも上場しているブックメーカー、ウィリアムヒルでの日本の優勝オッズです。

ウィリアムヒルとは

イギリスには、スポーツをはじめ、世の中の様々な出来事を対象とする合法的な賭けがあって、その賭けを運営している会社をブックメーカーと呼んでいるのですが、そのブックメーカーの中でも、ラドブルックス、コーラルと並び世界3大ブックメーカーと言われています。

そして、そのウィリアムヒルが予想しているワールドカップの優勝国で日本のオッズを見ていると、32ケ国中16位の126.0倍(2014年5月22日現在)となっています。

オッズは、開催国であるブラジルが4倍で一番人気となっていて、次いでアルゼンチンの5.5倍となっています。

3番人気ドイツや4番人気のスペインは、どちらかがアルゼンチンと入れ替わってもおかしくないのではなんて思ってしまいますが、ここは南米大会ということで、割引となってのでしょうね。

オッズ表

ブラジル4.0倍
アルゼンチン5.5倍
ドイツ6.5倍
スペイン7.0倍
ベルギー15.0倍
フランス21.0倍
イタリア26.0倍
コロンビア26.0倍
ポルトガル26.0倍
イングランド29.0倍
ウルグアイ29.0倍
オランダ29.0倍
チリ41.0倍
ロシア67.0倍
スイス101.0倍
日本126.0倍
アメリカ151.0倍
エクアドル151.0倍
クロアチア151.0倍
コートジボアール151.0倍
ボスニア・ヘルツェゴビナ151.0倍
メキシコ151.0倍
ガーナ201.0倍
ギリシャ251.0倍
ナイジェリア251.0倍
韓国251.0倍
イラン751.0倍
オーストラリア751.0倍
カメルーン751.0倍
アルジェリア1001.0倍
コスタリカ2501.0倍
ホンジュラス2501.0倍

これを見ると、思っている以上にベルギーが評価されていますね。
あと、予選などで苦しんできたせいもあるのでしょうが、メキシコが随分下に位置しています。

オランダとウルグアイももっと上位でもいいのではないかな、なんて思ってしまいます。

2014年5月19日月曜日

グループHのチーム戦績

なでしこジャパンが、来年の女子ワールドカップ出場を決めましたね!
これにより、女子サッカーが、W杯に出場するのは7大会連続となるそうです!

まぁ、参加8カ国中5カ国にワールドカップ出場権が与えられますから、ここでなでしこジャパンを心配しても始まらないのですよね。
なでしこジャパンのレベルはそんなものではありませんから。

次の準決勝では、韓国か中国のいずれかとの戦いとなります。
エースFWの大儀見選手は、この準決勝に出場することなく所属するチェルシーに戻るということですので、若いなでしこジャパンが一体どのように勝ち上がっていくのかが、楽しみとなってきます。

グループHの近況

それでは、本日はワールドカップ最終グループであるグループHの状況を見てみましょう。
グループHには、ベルギー、アルジェリア、ロシア、韓国が入っており、このグループは唯一FIFAランキング10位以内の国が入っていないグループとなります。

成績得点失点負けた国
ベルギー5勝2敗3分17得点15失点日本、コロンビア
アルジェリア7勝2敗1分15得点7失点ボスニア・ヘルツェゴビナ、フルキナファソ
ロシア5勝2敗3分18得点8失点ポルトガル、北アイルランド
韓国5勝5敗14得点15失点クロアチア、ブラジル、ロシア、メキシコ、アメリカ

ここでは、ロシアと韓国が直接試合を行なっていて、ロシアが2-1で韓国を下しています。
ここで韓国はリベンジできるでしょうかね?

戦績だけ見ると韓国がいまひとつな感じはするのですが、これは戦ってきた相手が悪いようで、このグループであればどうにか勝ち抜けるだけの力はあると思います。

原田一弥のグループ突破予想

ここはやはり、ベルギーとロシアで決まりですかね。

今回のベルギーは過去最高のメンバーが集まっており、日本に敗れたとはいえ、後半から退いたアザールがフルタイムでプレイしていたとしたら、恐らく同じ結果になるとは思えません。

あとロシアやW杯予選で、ポルトガルを抑え堂々の1位通過をしています。
この実績は本物だと思っています。

2014年5月12日月曜日

グループGのチーム戦績と日本代表23人!

とうとうブラジルW杯の日本代表メンバー23人が発表されましたね!

サプライズがあるかどうかが期待されましたが、メンバーを見る限り、大きなサプライズはありませんね。
ネットでは、FWの大久保選手がサプライズだと言われているようですが、Jリーグでの活躍を見れば当然の結果ではないでしょうかね。

GK(ゴールキーパー)
川島永嗣、西川周作、権田修一
DF(ディフェンダー)
今野泰幸、伊野波雅彦、長友佑都、内田篤人、森重真人
吉田麻也、酒井宏樹、酒井高徳
MF(ミッドフィルダー)
遠藤保仁、長谷部誠、青山敏弘、山口蛍
FW(フォワード)
本田圭佑、香川真司、清武弘嗣、岡崎慎司
柿谷曜一朗、大迫勇也、斎藤学、大久保嘉人

これまでの中心選手である、本田選手、香川選手が所属するチームでは、本来の持ち味を発揮できていないのが気にはなりますが、選ばれた23人で、まずはグループリーグを突破して欲しいものです!

グループGの近況

それでは、気を取り直してグループGの状況を見てみましょう。
グループGは、現在FIFAランク2位のドイツ、3位のポルトガルを始め、ガーナ、アメリカによる争いとなります。

それでは、ここ最近の10試合を見てみましょう。

成績得点失点負けた国
ドイツ7勝1敗2分27得点13失点アメリカ
ポルトガル7勝1敗2分21得点10失点ブラジル
ガーナ6勝3敗1分15得点9失点モンテネグロ、エジプト、日本
アメリカ5勝3敗2分16得点13失点ウクライナ、オーストリア、コスタリカ

やはりというべきか戦績だけを見ると、ドイツとポルトガルが頭一つ抜けているようですね。

しかし、ドイツの唯一の負けがアメリカであったり、そのアメリカはスペインにも勝ったことがあるので、一概にドイツ、ポルトガルのグループリーグ突破を予想するのは早計です。

なにせ、各グループを比較してみると、4チームのFIFAランキングを平均した値はグループGが11.25となって、一番高く、各チームの力が接近しているといってもいいのです。

原田一弥のグループ突破予想

ここで、予想のカギはグループ初戦ではないかと思っています。
このグループでの初戦カードは「ドイツ-ポルトガル」「ガーナ-アメリカ」となっていて、もしもこの初戦で、「ドイツ-ポルトガル」が実現していなかったら、僕の予想は「ドイツ、ポルトガル」のグループリーグ突破でした。

しかし、対戦カードを見る限り、ここは天邪鬼に「ドイツ、アメリカ」のグループリーグ突破を予想しましょう!

いよいよ今日、日本代表の発表!

いよいよ今日の14時に発表されます!
サプライズ発表はあるのでしょうかね??

あと2時間30分後・・・・
ドキドキしますね!

2014年5月9日金曜日

グループFのチーム戦績

ワールドカップブラジル大会の日本代表発表は、5月12日となっているのですが、まさかまさかのフライング発表がドイツで行われたようです。
正式なメンバーではなく、予備登録メンバー30人の一部だけだったということですが、これでもかなり大きい発表ですよね!!

その中で発表されたのは、ドイツで活躍している日本人だけに限られているのですが、そのメンバーは以下の8人となっています。

予備登録メンバー
FW岡崎慎司(マインツ)
MF長谷部誠(ニュルンベルク)
MF清武弘嗣(ニュルンベルク)
MF細貝萌(ヘルタ)
DF酒井高徳(シュツットガルト)
DF酒井宏樹(ハノーバー)
DF内田篤人(シャルケ)

残念ながらこの時点で、フランクフルトの乾貴士選手は、予備登録から漏れてしまったことが確定してしまいました。
でも、こんな形で落選を知るというのは、とても可哀想ですね。

グループFの近況

さて、今日はグループFの状況を見てみましょう。
グループFは、アルゼンチン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イラン、ナイジェリアによる争いとなっていて、やはりというべきか、アルゼンチンがひとつもふたつも抜けているということは否めませんね。

南米予選でも1位通過してきており、今大会も南米ですから、グループリーグで敗退している場合ではありません。

成績得点失点負けた国
アルゼンチン4勝1敗5分16得点9失点ウルグアイ
ボスニア・ヘルツェゴビナ6勝4敗21得点11失点アルゼンチン、エジプト、スロバキア、アメリカ
イラン5勝3敗2分11得点6失点ギニア、ウズベキスタン、レバノン
ナイジェリア6勝2敗2分19得点12失点ヨルダン、マリ

こうやって勝敗表だけ見ると、意外にアルゼンチンは勝っていないのですね・・・。
得点も、メッシ、アグエロ、イグアインという強力なFWが揃っているにも関わらず、思っていたよりも取っていませんね。

まぁ、戦ってきた相手が南米勢であったり、イタリアだったるするので、仕方はないところではありますが・・・

原田一弥のグループ突破予想

アルゼンチンは別格として、残り1枠なのですが、イタリアを基準に考えると、最近10試合でイタリアと戦ったことのある国は、アルゼンチンとナイジェリアで、それぞれアルゼンチンが勝ち、ナイジェリアが引き分けとなっています。

残りの2カ国であるボスニア・ヘルツェゴビナとイランがイタリアと対戦した時にどうなるかを考えた時、やはり勝つことは想像できませんし、引き分けも少々厳しいのかなと思います。

ですので、このグループからは、アルゼンチンとナイジェリアが決勝トーナメントに進出するでしょう!

2014年5月8日木曜日

最新FIFAランキング(5/8)

ワールドカップ直前のFIFAランクが発表されましたね。

前回とは少し変わったようですので、新しくまとめておきます。
前回と変わらない場合、そのままの順位となっていて、変動があった場合は
(前回→最新)となっています。

グループA

出場FIFAランク
ブラジル20大会連続20回目6位→4位
メキシコ6大会連続15回目19位
クロアチア2大会ぶり4回目20位
カメルーン2大会連続7回目50位

グループB

出場FIFAランク
スペイン10大会連続14回目1位
チリ2大会連続9回目14位→13位
オランダ3大会連続10回目15位
オーストラリア3大会連続4回目59位

グループC

出場FIFAランク
コロンビア4大会ぶり5回目4位→5位
ギリシャ2大会連続3回目10位
コートジボワール3大会連続3回目21位
日本5大会連続5回目47位

グループD

出場FIFAランク
ウルグアイ2大会連続12回目5位→6位
イタリア14大会連続18回目9位
イングランド5大会連続14回目11位
コスタリカ2大会ぶり4回目34位

グループE

出場FIFAランク
スイス3大会連続9回目8位
フランス5大会連続14回目16位
エクアドル2大会ぶり3回目28位
ホンジュラス2大会連続3回目32位→30位

グループF

出場FIFAランク
アルゼンチン11大会連続16回目6位→7位
ボスニア・ヘルツェゴビナ初出場25位
イラン2大会ぶり4回目37位
ナイジェリア2大会連続5回目45位→45位

グループG

出場FIFAランク
ドイツ16大会連続18回目2位
ポルトガル4大会連続6回目3位
アメリカ7大会連続10回目13位→14位
ガーナ3大会連続3回目38位

グループH

出場FIFAランク
ベルギー3大会ぶり12回目12位
ロシア3大会ぶり3回目18位
アルジェリア2大会連続4回目25位
韓国8大会連続9回目56位→55位

ワールドカップが終わった後に、どのような変化があるのか、とても楽しみですね!

ブラジル代表が発表されました。

ワールドカップブラジル大会に出場するセレソンの代表選手23人が発表されましたね。

このうち15人は、コンフェデレーションズカップの優勝メンバー(☆マーク)で、残念ながらカカ、ロナウジーニョは選ばれませんでした。

GK(ゴールキーパー)
ジュリオ・セーザル(トロントFC/カナダ)☆
ジェフェルソン(ボタフォゴ)☆
ヴィクトル(アトレチコ・ミネイロ)
DF(ディフェンダー)
ダニエウ・アウヴェス(バルセロナ/スペイン)☆
マイコン(ローマ/イタリア)
マルセロ(レアル・マドリード/スペイン)☆
マクスウェル(パリSG/フランス)
チアゴ・シウヴァ(パリSG/フランス)☆
ダヴィド・ルイス(チェルシー/イングランド)☆
ダンテ(バイエルン/ドイツ)☆
エンリケ(ナポリ/イタリア)
MF(ミッドフィルダー)
ルイス・グスタヴォ(ヴォルフスブルク/ドイツ)☆
エルナネス(インテル/イタリア)☆
パウリーニョ(トッテナム/イングランド)☆
ラミレス(チェルシー/イングランド)
オスカル(チェルシー/イングランド)☆
フェルナンジーニョ(マンチェスター・C/イングランド)
ウィリアン(チェルシー/イングランド)
FW(フォワード)
フッキ(ゼニト・サンクトペテルブルク/ロシア)☆
ネイマール(バルセロナ/スペイン)☆
フレッジ(フルミネンセ)☆
ジョー(アトレチコ・ミネイロ)☆
ベルナルジ(シャフタール・ドネツク/ウクライナ)

残念ながら、アトレティコ・マドリードのフィリペ・ルイスは選ばれませんでした。
まぁ、DFラインは、ダニエウ・アウヴェス、ダヴィド・ルイス、チアゴ・シウヴァ、マルセロという最強布陣ですし、左サイドバックにはマクスウェルもいますから致し方ありませんね。

今のアトレティコ・マドリーのことを考えると勢いがあるので呼んで欲しかったのですが、チャンピオンズリーグ、リーガ・エスパニョーラのことを考えると、アトレティコに専念させてあげたほうがいいのかも知れませんね。

でも、ブラジル代表って攻撃ばかりが注目されますが、はっきりいってこのDF陣は、どの国のDFラインと比較しても全くヒケを取りません。
というか、両サイドバックが攻撃大好きですから、ただでさえ攻撃力のあるセレソンに、さらなる攻撃力が加わっているという感じです。

まぁ、これというのもグスタヴォがいるからなんですが・・・

とにかく、今回のセレソンがどんな試合を魅せてくれるのか、今からとても楽しみです。

2014年5月7日水曜日

グループEのチーム戦績

アジア・チャンピオンズリーグ、セレッソ大阪が大敗していまいましたね・・・
相手は、中国の広州恒大で、5-1の大敗です。

まだ決勝トーナメント1回戦第1戦とはいえ、ホームで5点も取られるのは、あまりよろしくありません・・・

次のアウェーの試合では、最低でも5点取らなければなりませんし、得失点差も4点以上は引き離さなければなりません。
失点ゼロで抑えればいいのですが、なにせ相手にとってはホームゲームとなりますので、なかなか厳しい状況ではあります。

とはいえ、逆転を願うしかありませんね。

グループEの近況

さて、今日はグループEの状況を見てみましょう。
グループEは比較的、FIFAランクの中位どころが集まり面白い試合が楽しめそうです。
決勝トーナメントの切符を争うのは、スイス、エクアドル、フランス、ホンジュラスとなっていて、一昔前ではフランスと言えば優勝候補にも挙げられるほどだったのですが、2010年のアフリカ大会では1勝も挙げることができず、リーグ敗退という輝かしい戦績に傷をつける大会となってしまいました。

しかもワールドカップ欧州予選でも、最後のプレーオフでようやく出場が叶ったというほど危ない試合が続いており、ここでも苦しむことが予想されます。

成績得点失点負けた国
スイス5勝1敗2分14得点9失点韓国
エクアドル2勝4敗4分10得点13失点ペルー、スペイン、コロンビア、チリ
フランス5勝3敗2分18得点8失点ウルグアイ、ブラジル、ウクライナ
ホンジュラス4勝3敗3分16得点13失点トリニダード・トバゴ、アメリカ、ブラジル

実はこのグループEは、どの試合も見どころ満載なのではないかと思っています。

というのも、2013年、ブラジルに土をつけた2カ国のうちのひとつであるスイスが、ここに入っていますし、フランスもプレーオフでギリギリ勝ち抜いてきたとはいえ、得点力はありますし、負けた相手がブラジル、ウクライナですから、決して弱いとは言い切れません。
しかも3月の親善試合では、オランダを完封していますからね。

エクアドルにしても、スペインに敗れているとしても、あのアルゼンチンとは2戦2引き分けに持ち込んでいますし、ホンジュラスも北中米カリブ海予選をメキシコを押しのけ、3位で通過しています。

原田一弥のグループ突破予想

FIFAランキングで言えば、FIFAランキング7位のスイスが当然上がってくるだろうと思われるのですが、やはり得点力がないので、このグループでは厳しいのかなと思っています。

ですので、ここはエクアドルとフランスが決勝トーナメントに進出するのではないかと思っています。

ブラジル大会ということもあり、やはりエクアドルは外せないでしょうし、復活の兆しを見せつつあるフランスのサッカーを決勝トーナメントで見てみたいと思っています。
根拠はないのですが、フランスはベスト4にまで残ってくると思っています。

2014年5月1日木曜日

グループDのチーム戦績

チャンピオンズリーグは、レアル・マドリードとアトレチコ・マドリードというともにスペイン勢のマドリードダービーということになりましたね。

なんとこれ、同じ街の2チームが決勝で戦うということは、CL史上初なのだそうです!!

しかも、この2チームは所属するリーガエスパニューラでも優勝をかけて戦っており、現在首位のアトレティコが28勝3敗4分で残り3試合、3位のレアルが26勝4敗4分で残り4試合となっており、まだまだ余談を許さぬ厳しい戦いと繰り広げています。

レアルマドリードは、初の3冠(国王杯、リーガ、CL)も狙えるだけに、今後も目の離せない戦いが続きそうです!

グループDの近況

話はそれてしまいましたが、今日はグループDの状況を見てみましょう。
ワールドカップのグループリーグでは、必ず死の組というグループが出てくるのですが、今回それに当るのがこのグループDで、ウルグアイ、コスタリカ、イングランド、イタリアが決勝トーナメントへの切符を争います。

コスタリカには申し訳ないのですが、ここは勝ち抜ける希望はかなり低いと思います。

成績得点失点負けた国
ウルグアイ5勝2敗3分20得点11失点ブラジル、エクアドル
コスタリカ4勝5敗1分12得点12失点ホンジュラスx2、オーストラリア、チリ、韓国
イングランド5勝2敗3分17得点9失点チリ、ドイツ
イタリア2勝2敗6分13得点13失点アルゼンチン、スペイン

こうやって見ると、思った以上にイタリア勝ってませんね。
これまでのワールドカップと同じように、勝ちもしなければ負けもせずグループ突破し、決勝トーナメントでPKで敗れるという形が浮かんできますね。

とはいえ、イタリアは戦ってきた相手が別格なんですよね。引き分けた相手国には、スペイン、ウルグアイ、ドイツなどの強豪国がいますし、負けた相手もスペイン、アルゼンチンという、いわゆる強豪国の中でも一流の相手なんですよね。

イングランドはというと、負けた相手もドイツ、チリという強豪国ですし、ブラジルと引き分けたこともありますから、侮ることはできません。

ウルグアイといえば、セレッソ大阪に加入したフォルランを初め、いまやメッシ、クリロナ級なのではないかと思われるスアレス、イブラヒモビッチの影で隠れていますが、その実力は5本指にはいるであろうカバーニなど、強力なフォワード陣を形成しています。

とはいえ、自国のウルグアイリーグの過激サポーターの暴力が激しく、出場権を失う可能性もあり、なんとか無事に参加してもらい、フォルランの勇姿を見てみたいと思っています。

原田一弥のグループ突破予想

この死のグループを突破したチームが、我らが日本代表と戦うことになります。
恐らく日本は2位通過すると思いますので、このグループの1位と戦うことになります。

できれば、ウルグアイの1位通過を避けたいところではありますが、僕の予想は、死のグループ1位通過は、ウルグアイだと思っています。

そして、2位通過は、イタリアではなく、イングランドを推します!

イタリアは今、かつて「カテナチオ」と言われた堅固なる守備的なサッカーから、攻撃的なサッカーへと変貌しつつあります。
とはいえ、成熟にはまだまだ時間がかかるかと思いますし、負けないサッカーは時としてグループリーグでは致命傷となる可能性があります。

僕が思うに、イングランドはウルグアイには負けるけど、1勝1敗1分、イタリアは全て引き分けて、勝ち点でグループ突破ならず・・・
そんなシナリオを描いています。

なので、グループDは、ウルグアイ、イングランドの勝ち抜けだと予想します!!

2014年4月30日水曜日

グループCのチーム戦績

どんよりと曇って、雨もチラホラと降ってきている今日このごろですが、本日は我らが日本のいるグループCを見てみたいと思います。

グループCの近況

グループCには、我らがサムライブルー「日本代表」が入っており、コロンビア、ギリシャ、コートジボワールと対戦することになっています。
楽観視できる相手ではありませんが、他のグループと比べると飛び抜けて強い強豪国がいるというわけではなく、過去のワールドカップでグループリーグを勝ち抜いたことのある国は、コロンビアの1回、日本の2回となっていて実績は日本が断然といってもいいでしょう。

それでは、日本のグループリーグ突破の期待を込めて、各国の近年の対戦成績をまとめてみましょう(過去10試合)。

成績得点失点負けた国
日本6勝3敗1分22得点17失点ベラルーシ、セルビア、ウルグアイ
コロンビア5勝1敗4分12得点7失点ウルグアイ
ギリシャ7勝2敗1分13得点7失点ボスニアヘルツェゴビナ、韓国
コートジボワール4勝3敗3分11得点9失点ガボン、カメルーン、ポルトガル

こうやって見ると、どの国が上がってきても問題ないような気がしますね。

とはいえ、対戦国や負けないサッカー、勝ちきれるサッカーということでみれば、コロンビア、ギリシャが有利になってくるかもしれません。

なんといってもグループリーグは、得点を取って勝ち切ることに越したことはありませんが、得点できなくても失点しないということも重要な要素となってきます。

そこで各国の、失点しなかった試合での勝敗表を見てみると

  • 日本・・・・・・・・1試合1勝
  • コロンビア・・・・・6試合4勝2分
  • ギリシャ・・・・・・6試合6勝
  • コートジボワール・・5試合3勝2分

あれ、日本だけがダントツに失点0で抑えられていませんね・・・
んんん・・やはり、失点を抑えられないと後々響いてくるので、ここはもっともっと頑張って欲しいものです。

原田一弥のグループ突破予想

ここは、どのチームにも一長一短がありますので、ベストなコンディションで試合に望めたほうが勝つでしょう!!!
なんて言い切りたいのですが、そんなのは他のグループでも一緒です。

ですので、今回は、試合日程からみてみたいと思っています。

まず、それぞれの開幕戦は「コロンビアvsギリシャ」「コートジボワールvs日本」となっていて、第2戦が「コロンビアvsコートジボワール」「日本vsギリシャ」となっています。

僕は、まず「コロンビア」の予選突破は堅いと睨んでします。
ここにきて、現役FWで5本指に入るであろうファルカオ、メディナの離脱はとても痛いコロンビアですが、監督があのペケルマンですから無様な試合にはならないでしょう。

さて、最後の一枠ですが、ここはやはり「日本」としておきましょう!!

初戦が、南米、欧州ではないことはラッキーだと思っています。
確かにアフリカのチームは身体能力が高いので怖いのですが、それよりもむしろ緻密な戦略によって作られた組織のほうが、怖いですからね。

ほんの少し前までは、香川は試合に出れない、本田も移籍してからイマイチ調子が上がってこないなど、不安材料だらけでしたが、ここ数週間前からは、それぞれ最悪に状態から回復しつつあります。

ただ、FWで選ばれるであろう柿谷が、Jリーグで開幕から10試合連続無得点というのは気になりますが、現在の日本代表では、他にもいいFWがたくさんいますので、香川や本田、長友がいないほども大きな影響はないかと思います。

ですので、ここは、「コロンビア」と「日本」で決まり!
とはいえ、勝ち抜いた後の決勝トーナメントは、死の組からの勝ち抜け組なんだよなぁ~

2014年4月28日月曜日

グループBのチーム戦績

本日は前回のワールドカップ覇者であるスペインの入ったグループBを見てみたいと思います。

グループBの近況

グループBには、前回の南アフリカ大会の覇者であるスペイン、準優勝のオランダ、ベスト16のチリ、オーストラリアが入っています。
なにげのこのグループもハイレベルと言えばハイレベルで、全大会のベスト16が3カ国も入っています。

それでは、それを踏まえ各国の近年の対戦成績をまとめてみましょう(過去10試合)。

成績得点失点負けた国
スペイン6勝2敗2分13得点8失点ブラジル、南アフリカ
オランダ5勝1敗4分22得点8失点フランス
チリ6勝2敗2分26得点10失点ブラジル、ドイツ
オーストラリア4勝5敗1分17得点23失点ブラジル、フランス、エクアドル、日本、中国

やはりというべきか、全大会でベスト16に残ったスペイン、オランダ、チリは、対戦成績だけを見ると大したことなさそうに見えますが、対戦してきた相手がかなりの強豪国であったり、格下相手であれば、得点差をつけて勝っています。

気になるのはスペインなのですが、格下である南アフリカに不覚を取っていたり、対戦スコアを見る限り、どうも相手チームの力量に合わせた戦いのようで、格下相手であれば圧勝するという試合ができていないようです。

また、現在のリーガエスパニューラでもバルセロナの勢いがなくなってきているので、以前の無敵艦隊のように勝ち切れず、グループリーグ敗退なんてことも考えられます。

その半面、オランダは格下相手でも負けない試合ができていそうで、チリに至っては、負けた国がブラジルとドイツという強豪国中の強豪国ですし、得点が取れるというチームでもあるようです。

オーストラリアを取りこぼしたチームが去っていく。

やはり、どう贔屓目に見てもこのグループでは、オーストラリアが1枚も2枚も落ちていることは否めません。

負け越しているだけでなく対戦したブラジル、フランスには共に、6-0という大敗を喫しています。

ですので、このグループでは、オーストリアに勝ち切れないチームが、グループリーグで敗退するということになるのではないでしょうか?
特に初戦である[スペインvsオランダ][チリvsオーストラリア]の結果次第では、とても熱いグループリーグになるかもしれません。

原田一弥のグループ突破予想

このグループは、初戦から見どころ満載だと思います。

いきなり[スペインvsオランダ]なんて、前回大会の決勝がグループリーグの初戦で行われていいのか?なんて思うほど、かなり贅沢な試合だと思います。

ちなみに、僕の予想は、ここは、オランダとチリがグループリーグを突破すると思います。
本当はスペインに勝って欲しいところなのですが、なにぶんストライカー不足が否めません。

しかも、初戦の次は、チリとの対戦ですから、2試合連続して強豪国との戦いです。
強豪国との間にオーストラリアを挟むことができているオランダとチリに分があるのではないかと思っています。

2014年4月25日金曜日

グループAのチーム戦績

ワールドカップと言えば、どこの国がグループリーグを突破するのかを予想するのが楽しみです。

そこで、そのバロメータのひとつとして、各国代表の近年の成績をまとめてみたいと思います。
まずは、グループAから見て行きましょう。

グループAの近況

グループAには、開催国であるブラジルを筆頭に、クロアチア、メキシコ、カメルーンが入っています。
そして、各国の近年の対戦成績をまとめたのが、これ(過去10試合)。

成績得点失点負けた国
ブラジル9勝1敗30得点4失点スイス
クロアチア3勝4敗3分11得点12失点スコットランド2回、ポルトガル、ベルギー
メキシコ5勝3敗2分23得点13失点ホンジュラス、アメリカ、コスタリカ
カメルーン4勝3敗3分11得点9失点ガボン、コンゴ、ポルトガル

こうやって比較すると、ブラジルの強さが圧倒的ですね。
得点は取れるわ、守れるわで非の打ち所がありませんね。

まぁ、開催国ということで予選を戦っておらず、国際親善試合が多いので実力派どうなんだ?という声も聞こえそうですが、2013年のコンフェデレーションズカップで、スペイン、ウルグアイ、イタリア、メキシコ、フランス、日本を全てに勝ってきていますから、本物の強さだといっても過言ではありませんね。

もう1年前とはいえ、あのスペインに3-0ですからね(日程と準決勝での相手との関係もありますが・・・)

苦しんできたクロアチアとメキシコ

ここで注目したいのは、クロアチアとメキシコがすんなりと予選を突破してきていないということ。

クロアチアは欧州予選プレーオフで、メキシコは大陸間プレーオフでようやくワールドカップ出場を決めてきています。

特にメキシコは、北中米カリブ海予選の最終節でコスタリカに負けてしまい、自力でのプレーオフ出場を決めることができず、パナマ-アメリカ戦の行方次第では、プレーオフにすら出られないという状況でした。

しかし、アメリカがパナマに逆転勝ちしてくれたおかげで、プレーオフに進出することができ、ようやくワールドカップ出場ということですから、この苦労が生きるかどうか楽しみでもあります。

というのも、実は僕、メキシコのサッカーがとても好きで、日本代表の目指すべきサッカーは、スペインのサッカーではなく、メキシコのsoccerだと思っています。

少し話が逸れてしまいましたが、とにかくこのグループAは、ブラジルが敗退するということはないでしょうね。

残りの1枠をどこが取るのか?
僕の予想としては、ブラジル以外の3カ国を見る限り、クロアチアとメキシコが同等、少し落ちてカメルーンではないかと思っています。
そして、過去10試合の対戦国を見てみると、ともに各国と親善試合を行っており、クロアチアが2-1で勝利、メキシコが4-0で勝利しています。

数字上だけでその強さを図ることはできませんが、僕の期待を込めて、メキシコが勝ち上がるというふうに予想したいと思います。

ワールドカップの成績をみても、1986年からの6大会を振り返ってみてもグループリーグで敗退したことはありませんからね

原田一弥のグループ突破予想

グループAは、ブラジルとメキシコで決まり!

2014年4月24日木曜日

日本代表ユニフォーム

今回のワールドカップブラジル大会で、日本代表が着るユニーフォームが2月24日に発表されました。

ホーム用とアウェイ用になるのですが、みなさんの感想はいかがでしょうか?

ホーム用となるブルー基調のものは、既に「サムライブルー」が定着しているので、違和感がありませんが、 アウェイ用である蛍光色の黄色って、どうなんでしょうね・・・

そもそも「日本のイメージカラー」と言えば国旗にも見られるように「赤」「白」であり、この「サムライブルー」だって、日本人にとっては青が日本の伝統色だということ、そして日本人の好きな色ということで使用されているようですが、海外からすると、日本のイメージは「青」よりも、桜の色である「ピンク」のほうが、日本のイメージカラーとして受け入れられているようです。

しかし、ここにきて黄色なんて、正直な話、僕はイマイチ好きになれません。
デザインとしてはカッコイイとは思うのですが、ナショナルチームが着る色ではありませんよね?

そもそもこのアウェイ用のユニフォームは「ブラジルのカラーを使用し、ブラジル人にも応援してもらいたい」という希望が込められているらしく、そんな開催国に媚びてどうするの?なんて思ってしまいます。

というか、なんか己がなさすぎ、伝統を守るといった心意気がなさすぎて、とても悲しくなってしまいます。

こんなんだったら、毎回ワールドカップのたびにアウェイ用のユニフォームの色が、開催国に媚びた色に変わるという、残念なことになってしまいます。

制作する側には、もっともっとしっかりとしたアイデンティティを持って欲しいものです。

なぜ、赤と白じゃダメなのでしょうね・・・

2014年4月23日水曜日

ワールドカップの審判に選ばれた日本人

とかくワールドカップと言えば、ピッチ上で戦う選手たちがクローズアップされますが、それ以外にもピッチ上には他にも大切な人たちがいます。
それは、その試合をジャッジする審判団。

その試合を活かすも殺すも審判団の裁量といっても過言ではないほど、彼らの力量はとても重要です。

そして、今回のワールドカップに参加する審判、25組のトリオと8組のサポートデュオ、合計91名(43カ国)が、FIFAより発表されました。

日本からは、西村雄一主審、相樂亨副審、名木利幸副審のトリオが選出されたようで、西村雄一主審、相樂亨副審は2度目、名木利幸副審は初のワールドカップとなるようです。
おめでとうございます。

ちなみに、このような国際大会で笛を吹く審判は、国際審判員として登録されているようで、FIFAによって決められているそうです。

国によってもその人数は異なっていて、日本は、男子サッカーの主審が7名、副審が9名、女子サッカーは主審・副審ともに4名、フットサルが4名、ビーチサッカーが2名、国際審判員として登録されているそうです。

いや~、知りませんでした。

ちなみに、日本人だけのトリオが選出されたのは、今回が初めてのようで、このトリオで選ばれることはとても大変なようです。

まずは、FIFA主催のレフェリーセミナーで評価を受けなければならないうえに、その中にあるフィットネステストに1人でも合格できなかった場合は、選出されないそうです。

審判員3人のチームでの評価となりますので、本当にトリオとして選ばれたことは、日本人として誇りに思ってもいいでしょう!

なので、日本代表の試合のみならず、この日本のトリオが笛を吹く試合にも注目して欲しいものです!

2014年4月22日火曜日

最新のFIFAランキング

ちょっと遅いニュースなのですが、今月10日に発表されたFIFAランキングをワールドカップのグループごとにまとめてみました。

グループA

出場FIFAランク
ブラジル20大会連続20回目6位
メキシコ6大会連続15回目19位
クロアチア2大会ぶり4回目20位
カメルーン2大会連続7回目50位

グループB

出場FIFAランク
スペイン10大会連続14回目1位
チリ2大会連続9回目14位
オランダ3大会連続10回目15位
オーストラリア3大会連続4回目59位

グループC

出場FIFAランク
コロンビア4大会ぶり5回目4位
ギリシャ2大会連続3回目10位
コートジボワール3大会連続3回目21位
日本5大会連続5回目47位

グループD

出場FIFAランク
ウルグアイ2大会連続12回目5位
イタリア14大会連続18回目9位
イングランド5大会連続14回目11位
コスタリカ2大会ぶり4回目34位

グループE

出場FIFAランク
スイス3大会連続9回目8位
フランス5大会連続14回目16位
エクアドル2大会ぶり3回目28位
ホンジュラス2大会連続3回目32位

グループF

出場FIFAランク
アルゼンチン11大会連続16回目6位
ボスニア・ヘルツェゴビナ初出場25位
イラン2大会ぶり4回目37位
ナイジェリア2大会連続5回目45位

グループG

出場FIFAランク
ドイツ16大会連続18回目2位
ポルトガル4大会連続6回目3位
アメリカ7大会連続10回目13位
ガーナ3大会連続3回目38位

グループH

出場FIFAランク
ベルギー3大会ぶり12回目12位
ロシア3大会ぶり3回目18位
アルジェリア2大会連続4回目25位
韓国8大会連続9回目56位

一概にFIFAランキングが、その国の強さを表すものではありませんが、こうやってみると、グループDが死の組だと言われていますが、こうやって見ると、グループBだって、ひょっとするとスペインが脱落なんてこともありえるかも知れません。

2014年4月21日月曜日

2014FIFAワールドカップブラジル大会に向けて

いよいよ2014年FIFAワールドカップの日程が、2ヶ月を切りました!!!

しかも5月12日には、日本代表のメンバーが発表され、いよいよワールドカップイヤーが本格化してきます。
サッカー好きな僕は、もう居てもたってもいられません!!

そこで、今回、今大会を記録に残しておこうと思い、ワールドカップブラジル大会専用のブログを立ち上げました!!

まぁ、今さら感もあるのですが、今日からワールドカップでのニュースや自分の思うことなど、書き綴って行きたいと思います。
たくさんの人にも読んで欲しいと思ってはいるのですが、今後やって来るであろうワールドカップのたびに、このようなブログを立ち上げ、自分自身の記録として、老後にそのときの思いなどを読めるようなブログになればいいなと思っています。